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みなさんは焼き鳥がお好きですか。
ビールにもハイボールにも合う!タレでも塩でも美味しい。焼き鳥って手軽に食べることができ、何回も飽きずにいけちゃうので不思議ですよね。
今回はそんな焼き鳥のマニアックで希少部位達をご紹介していきたいと思います。
ハツは鳥の心臓を意味します。牛や豚と同じく心臓=ハーツがなまったとされる説が有力。筋肉の繊維で構成されているので、歯を押し返すようなしっかりした歯ごたえが特徴であり、最大の魅力です。しかも味わいに濃厚、他に類を見ないホルモンと言えます。
ぼんじりは、尾っぽの骨の付け根の三角形の形状をしている肉なので、「ぼんじり」のことを「さんかく」とよんでいる焼鳥屋もあります。尾っぽの突起部分はよく動かす場所で筋肉も発達していることから食感も味もおいしく、人気の高い部位です。
「ぼんじり」は牛の部分では「テール」にあたります。
せせりは首の肉を指します。1羽からとれる量も少なく希少な首回りの部位ではありますが、よく動く筋肉のために、引き締まった身でありながら歯ごたえがよく適度な脂身もあります。
げんこつは膝軟骨にある柔らかい骨のことでコラーゲンとカルシウムがたっぷり含まれていてコリコリとした食感です。
モモの一部でオイスターミートとも呼びます。味はモモ肉と同じ味ですが、少しブリッとした食感です。
骨盤の内側にあるピンポン玉大の筋肉。ソリレスとはフランス語で「愚か者はそれを残す」という意味。非常にうまいが知らないと捨ててしまうことがあったため、こういう名が付いたようです。独特の弾力と風味が特徴です。
小鳥のさえずりを思い浮かべれば何となくわかる気もしますが、気管(食道)のことを指します。くだ状の部位のため弾力のある食感は独特ですが、クセはなく食べやすいそうです。
胸腺。表面は、ふわっと溶ける脂の層。中の身は歯ごたえがあり、二重の食感が楽しめるそうです。
鶏の足先。足のかたちがもみじににていることから名前の由来がきています。東南アジアでよく食べられていて、日本でも九州の一部で食べられています。噛んだ後に少しくさみを感じることもありますが、そのクセが好きな人も多いです。また、タレでくさみを消すことで、独特の食感を楽しめます。
とさかの部分。提供しているお店はすくないですが、あっさりしていてコリコリした食感のようです。
いかがでしたでしょうか。
まだまだあるみたいですが、今回は抜粋して紹介しました。そう考えると鳥はほとんどの部位を食べているのでは?思えるほどかなりの種類ありました。こんなにもいろんな部位を捌き、命を頂いているということを考えたら「いただきます」と「ごちそうさま」を大切にしていきたいですね。
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