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コラム
全店共通
2019.08.04
ボトルキープの仕組みとは?どのくらいの期間キープできる?
ボトルキープの意味
ボトルキープは、居酒屋やバーなどお酒を提供する飲食店で採用しているシステムの一つです。お酒をボトルで注文し、すべてを飲みきれなくても、ボトルを1本まるごとお店で保管してもらえるシステムです。
購入したお酒のボトルにはタグがつけられることが一般的で、こうすることでほかのお客様のお酒と区別しています。次にお店を訪れたときは、キープしているお酒を飲むことができ、ほかのメニューを頼まなければ飲食代が0円となります。ただ、お店によってはお通し代や席代がかかることもあるため注意しましょう。
ボトルキープのメリット
「グラスで頼めばいいのに、どうしてわざわざボトルキープするの?」と疑問に感じている方もいるかもしれません。実は、いくつものメリットがあるからこそ、多くの方が利用しているのです。一つずつ見ていきましょう。
コスパがよくなる
もっとも大きなメリットとして、コスパのよさが挙げられます。例えば、グラス1杯が400円でボトル注文だと2000円だったとします。グラス1杯が100ml、ボトルが1000mlだった場合、どちらがお得でしょうか。このケースだと、ボトルで注文するとグラス10杯に換算できます。グラス1杯で400円のため、10杯飲めば4000円になります。ボトルは2000円なので、なんとグラスで頼むときに比べると半額になるのです。
グラスの大きさはお店によって異なりますが、それでも90ml~100ml程度が一般的です。このコスパのよさこそ、ボトルキープ最大のメリットであり魅力といえるでしょう。
自分でおかわりできる
お店でお酒を飲んでいるときだと、飲み終わったら店員を呼んで注文しなくてはなりません。飲むペースが早い方だと、その都度店員を呼ぶのは面倒なものです。キープしている場合だと、目の前に自分のお酒があるためおかわりも自分のタイミングで自由にできます。お店が混雑している時間帯だと、注文してもなかなかテーブルに届かないこともあります。このようなときでも、自分で自由におかわりできるため、ストレスなくお酒を楽しめるのはメリットといえるでしょう。
レアなお酒があることも
お店によってお酒のメニューはさまざまですが、グラスメニューとボトルメニューが一致しないこともあります。つまり、グラスでは提供していない、ボトルのみのレアなお酒を用意してあるお店もある、ということです。あまり市場に流通していない珍しいお酒、たまたま手に入ったレアなお酒があることも。お酒が好きな方だと、希少なお酒は味わってみたいと考えることが多いため、これもメリットの一つです。
好みの濃さにできる
水やジュースでお酒を割ってもらったとき、薄すぎたり濃すぎたりしたことはありませんか?お店によって混ぜる割合は異なり、店員によっても濃さが変わってしまうことがあります。ボトルキープしている場合だと、自分でお酒を作れるので好みの濃さにできることがメリットです。明日は朝が早いから少しアルコール度数を薄めたい、酔いたい気分だから濃くしたい、といったことも自由にできます。お酒のまわり方によって濃さを変えることもできるため、自分のペースでゆっくり飲めるのもメリットといえるでしょう。
ボトルキープの仕組みと期間
まずはお酒をボトルで注文します。購入したボトルはお店の棚などで保管されるため、ほかのお酒と区別するためにタグをつけます。タグには購入した人の名前を記入することが一般的。ボトルへ直接ペンなどで名前を書くケースもあります。
キープされる期間はお店によって異なります。3ヶ月や半年など、お店ごとに期間が設定されているため、キープするときに聞いておきましょう。なお、期間を過ぎてしまったときには処分されることが多いため注意が必要です。常連客の場合だと期間を過ぎても保管されている場合もありますが、そのあたりはお店との関係性が大きく関わってきます。
ボトルキープの注意点
コスパよくお酒が飲めるなどたくさんのメリットがありますが、いくつか注意点があります。
味が劣化してしまう、追加料金がかかるなどの注意点があるため覚えておきましょう。詳しく説明します。
味が劣化する可能性
ボトルを開けたときからお酒の劣化は始まります。お酒が空気に触れることで劣化が進むため、キープしている期間中も少しずつ味が落ちてしまう可能性があるのです。こうした事態を回避するため、キープしているお酒はなるべく早めに飲みましょう。その方がおいしくいただけます。
追加料金がかかることも
お店によっては、テーブルチャージの料金が必要になることがあります。この場合だと、お酒を保管していたとしても席についただけで料金が発生します。キープする前に確認しておきましょう。また、アイスやお水などが別料金になることもあります。最初のセットだけ無料で、追加した分は料金がかかることも珍しくありません。これだと、お酒そのものは安くなってもトータルで高くなるため、注意が必要です。
ボトルキープしておけばコスパよくお酒を楽しめますが、仕組みや注意点をきちんと理解した上で利用しましょう。それさえできれば、ボトルキープのメリットを存分に受けられます。