コラム
全店共通
2019.07.14
宴会で自己紹介を上手くおこなうためのポイント
初めて会う人との宴会!自己紹介で失敗したくない
いくら宴会とはいえ、初めて会う人がいる場での自己紹介は緊張するものです。絶対外せない方のために、緊張しないためのポイントをいくつかご紹介します。
「緊張している」と口に出す
緊張しているときは正直に「緊張しています」と口に出しましょう。自分の本音を漏らすことで、相手は「自分のことを信頼してくれている」と思うものです。また、自分を客観視することで、かえって自分の緊張がほぐれることがあります。
自分のことより相手に興味を持つ
緊張するのは「失敗したらどうしよう」と思うからです。この時点で思考のベクトルが、相手ではなくて自分に向いています。そうではなくて相手にベクトルを向けてみましょう。「この人はどんな人なのだろう」と思っていると、自分の緊張のことを思う暇がなくなります。
宴会で自己紹介を上手くおこなうためのポイント
続いては自己紹介のポイントをご紹介します。宴会での自己紹介は自分の第一印象を決めてしまうため、とても重要です。どのようにしたら上手くできるのでしょうか。
個性を反映させた話をする
大切なのは、相手に自分を印象付けることです。そのために自分の性格や個性が色濃く反映された、短めなエピソードがあればいいでしょう。そういったエピソードが思いつかない人は、友人などに自分がどんな人か聞いてみてはいかがでしょうか。「どうしてそう思うのか」も併せて聞けば、使えそうなネタもちらほら出てくるはずです。ここで注意したいのは、別にウケ狙いのエピソードでなくてもいいということです。もちろん、面白い話の方がいいですが、無理にウケを狙いにいくと、すべる可能性も出てきます。力ずくでウケ要素を盛り込まなくてもいいので、とにかく自分の個性が反映されたエピソードを手短に話して、相手に自分のキャラクターを覚えてもらいましょう。
趣味は漠然とし過ぎずにジャンルを絞って話す
自分の趣味を話すときは、ジャンルを絞って限定的に話した方がいいでしょう。例えば、単純に「読書」というのではなく「〇〇さんが書いた本が好き」、「〇〇のジャンルの本についてなら何でも聞いてください」といったように、「読書」という趣味からあえてジャンルを絞って話すようにます。ジャンルを絞り、限定することで、相手の印象に残りやすくなります。また、自分に専門性を持たせることで、知的な人間に見えることにつながります。
地方出身者なら方言を武器にできる
地方出身者なら方言を混ぜた自己紹介をすると、場が盛り上がります。特に東京在住の人には、方言を話しているだけで興味を持たれることも多々あります。地方出身者の中には自分の方言をちょっとしたコンプレックスに思っている人もいますが、まったくそう思う必要はないので、堂々と披露してみましょう。
自慢要素を入れるのは避けよう
自分の価値を高めるために、アピールポイントを披露しようとすることもあると思いますが、それはやめておいた方が無難でしょう。ナルシシストで付き合いにくい人と思われてしまう可能性が高いからです。また、自分では冗談のつもりで自慢話をする人もいるかもしれませんが、相手からはマウントを取ってきているように思えて不快に感じます。「〇〇が得意」という言い方も「〇〇が大好き」という言い方に変えて、自慢話のように聞こえる話は極力控えるようにしましょう。
ネガティブな発言は避けよう
ネガティブな発言は相手までネガティブにしてしまいます。そのような発言をしていると、暗くて付き合いたくない人と思われても仕方ありません。また、ジョークでネガティブ要素を入れるにしても、相手にしっかりジョークとわかるように、顔は笑顔で話すようにしましょう。あるいは謙虚でいるつもりでネガティブな発言をする人もいるかもしれませんが、へりくだり過ぎると相手に気を遣わせます。謙虚もほどほどがいいでしょう。
完成度の低いギャグはやめておく
自分では面白いと思っているギャグでも、いざ披露すると意外とウケないという経験をしたことがある方も少なくないでしょう。そのような完成度の低いギャグを披露するのはやめましょう。内輪ではウケても、初めての人にはウケないということはよくありますし、すべったときは自分も嫌ですが、周りも気を遣うので困ります。このようにギャグはリスクが高いので、相当自信があるもの以外は披露しない方が無難でしょう。
はっきりと話す
ここからは話の内容についてではなく、話し方についてです。宴会の場では周囲がうるさいことも多いでしょう。通常の会話のように話していても聞き取りにくいことがあります。そのため、少しはっきり話すように意識してちょうどいいくらいです。また、はっきり話すことで、明るい人という印象を与えることができます。
「え〜」「あの〜」はできるだけ言わないようにしよう
発言の冒頭に「え〜」や「あの〜」といった言葉をついつい付けてしまう人は少なくないでしょう。多少付いてしまうのは仕方ないですが、発言の区切りのたびに付けるのは印象があまりよくありません。聞いている方も「え〜」「あの〜」に気を取られてしまい、話の中身が頭に入ってきませんし、間延びしている印象を受けます。すべての人が興味を持って話を聞いてくれていたらいいですが、残念ながらそうでない場合がほとんどです。興味のない人の長い話はイライラの原因になります。「え〜」「あの〜」をできるだけ言ってしまわないように、あらかじめ練習しておいて手短な自己紹介をするように心がけましょう。
興味を持ってもらうことが大切
自己紹介では自分に興味を持ってもらうことが大切です。自分の個性や好きなこと、相手にも共感してもらえることを前面に打ち出すのがポイントになるでしょう。これを機に自分なりの“鉄板”を考えてみてください。