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2025.05.02

醸造アルコールとは?日本酒に添加される理由や効果を解説!

こんにちは!鳥メロ編集部です!

醸造アルコールと聞くと「体に悪そう」「悪酔いしやすいのではないか」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

実は、醸造アルコールは食品由来の高純度なアルコールで、安全に製造されているものです!

この記事では、醸造アルコール入りの日本酒の特徴や魅力をわかりやすく解説していきます。

日本酒に醸造アルコールを加えることで、香りが引き立ち、スッキリとした味わいになる特徴があります。

醸造アルコール入りの日本酒と入っていない日本酒それぞれの個性を知ることで、日本酒の世界がもっと広がるはずです。

本記事を参考にぜひ自分に合った日本酒の一杯を見つけてみてください。

醸造アルコールとは?

醸造アルコールとは?

醸造アルコールとは、日本酒や焼酎などに加えられる高純度のアルコールのことです。

主にお酒の味をスッキリさせたり、アルコール度数を調整したりするために使われます。

醸造アルコールの原材料や製造方法は、以下の通りです。

醸造アルコールの原材料 ・サトウキビの糖蜜
・トウモロコシ
・ジャガイモ
・小麦
など
醸造アルコールの作り方 1.原料を発酵させてアルコールを生成
2.1を蒸留し高純度のアルコールを抽出
3.連続式蒸留機で精製を繰り返す
4.アルコール度数95%以上の醸造アルコールが完成

主な原材料には、サトウキビの糖蜜、トウモロコシ、ジャガイモ、小麦など、糖分を含む農作物などが使われています。

醸造アルコールは、原料の風味がほとんど残りません。

そのため、お酒に加えると味がスッキリし、飲みやすくなるだけでなく品質の安定にもつながります。

上記のように、醸造アルコールはシンプルな製造工程で作られ、お酒の風味を調える重要な役割があるのです。

醸造アルコールの入ったお酒をさらに蒸留して作る「蒸留酒」については、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

>「蒸留酒」の意味とは?その種類も紹介

醸造アルコールを添加するタイミングは?

醸造アルコールを入れるタイミングは、日本酒の製造工程であるもろみを絞って酒粕と清酒に分ける作業の前です。

もろみを絞った後に醸造アルコールを加えることは、酒税法で認められていないため、必ず絞る前に行われます。

具体的な加えるタイミングや量は酒蔵ごとに異なり、前日や絞る直前に加えることもあります。

それぞれの酒蔵が工夫することで、風味や口当たりが多様になり、日本酒ごとに個性を生んでいるのです。

醸造アルコールなしのお酒もある?

醸造アルコールを使用しない日本酒は「純米酒」と呼ばれ、米・米麹・水のみを原料として造られます。

純米酒の種類は、以下の2つです。

純米酒の種類 精米歩合
純米吟醸酒 60%以下
純米大吟醸酒 50%以下

これらの日本酒は、米本来の旨味やコクをしっかり感じられるのが特徴です。

一方で、醸造アルコールを加えた日本酒は、香りが引き立ち、すっきりとした飲み口になりやすいという特徴があります。

醸造アルコールは体に悪い・悪酔いすると言われる理由

醸造アルコールが「体に悪い」「悪酔いしやすい」というイメージは、かつて流通していた三増酒の影響が大きいと考えられています。

三増酒とは、日本酒の原酒に大量の醸造アルコールや甘味料、酸味料を加えて風味を補ったお酒です。

終戦後の米不足対策として作られ、安価で流通した反面、品質が低い印象が広まり「醸造アルコール=よくないお酒」という誤解の原因となりました。

しかし、現在は酒造法によって、お酒に添加できる醸造アルコールの量が制限されているため日本酒の風味が損なわれるほど希釈されるようなことはありません。

むしろ適量の醸造アルコールを加えることで、酒の風味を引き締める役割を果たしています。

先述の通り、現在は大量のアルコールを添加できないため、醸造アルコールが入っているから体に悪い・悪酔いしやすいというわけではありません。

醸造アルコールを添加する理由・効果

醸造アルコールを添加する理由・効果

醸造アルコールを添加しなくても製造できる日本酒ですが、添加することで以下のような効果があります!

【なぜ醸造アルコールを添加するの?】

醸造アルコールを使わない日本酒には、純米酒や純米大吟醸酒などがあり、お米本来の旨みやコクが楽しめるのが特徴です。

一方で、醸造アルコールを加えると香りや味わいに変化が生まれ、よりスッキリとした飲み口になります。

香りや風味に変化が起きる理由について、わかりやすく解説します!

香りが引き立つ

醸造アルコールを日本酒に添加すると香気成分がお酒に移りやすくなり、香りが引き立ちます!

日本酒のフルーティーな香りは吟醸香(ぎんじょうか)と呼ばれ、酵母が発酵の過程で生成されるものです。

この香りの正体は、エステル類などの揮発性成分で、水よりもアルコールに溶けやすい性質を持っています。

そのため、醸造アルコールを加えることで香り成分が日本酒中に均一に溶け込みやすくなり、より豊かでフルーティーな香りが際立つのです。

スッキリとした味わいになる

醸造アルコールが添加された日本酒は、スッキリとした軽やかな味わいになります。

味や香りにクセがなく、日本酒に含まれる糖分や酸の影響をやわらげ、雑味を抑えてくれるのが特徴です。

そのため、飲み口がクリアになりキレのある仕上がりになるため、お酒の質が安定しやすく、冷やでも燗酒でも楽しめるようになります。

風味を引き立て、純米酒とは違った魅力を持つのが醸造アルコールを使った日本酒の魅力です。

醸造アルコールが添加されている日本酒の種類

醸造アルコールが添加されている日本酒の種類

醸造アルコールが添加されている日本酒の種類は、以下の通りです!

【醸造アルコールが添加されている日本酒の種類】

日本酒には分類があり、日本の酒税法で定められた製造基準を満たした日本酒のことを「特定名称酒」と呼びます。

特定名称酒は、米・米麹・水のみで造る「純米系」と、醸造アルコールを加える「醸造アルコール添加系」の2つです。

醸造アルコールを含む特定名称酒には吟醸酒、大吟醸酒、本醸造酒があり、基準に当てはまらないものは普通酒と呼ばれます。

特定名称酒は精米歩合や製造方法によって風味が異なり、それぞれに特徴があります。

日本酒の代表的な産地は、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください!

>日本酒の代表的な産地を紹介!それぞれのお酒の特徴も

吟醸酒・大吟醸酒

吟醸酒や大吟醸酒は、低い温度で時間をかけて発酵させて造られる日本酒です!

精米歩合によって名称が異なり、違いは以下の通り。

日本酒の種類 精米歩合 特徴
大吟醸酒※ 50%以下 ・華やかでフルーティーな香り
・スッキリとしたクリアな味わい
吟醸酒※ 60%以下 同上

※純米大吟醸・純米吟醸酒という種類には、醸造アルコールは含まれていません。

どちらも雑味が少なく、スッキリとした飲みやすさが特徴です。

のどごしがなめらかで料理の味を邪魔せず、最後まで飽きずに楽しめます。

特に大吟醸酒は精米歩合が大きいため、よりクリアで繊細な味わいになりやすくフルーティーで華やかな香りを持つものが多いです。

そのため、冷やして飲むと香りが引き立ち、よりおいしく楽しめます。

吟醸酒は香りが豊かでフルーティーな味わいが魅力です。さっぱりとした味付けの料理や、香りのよい料理と相性がよくおすすめですよ!

本醸造酒

本醸造酒は、精米歩合70%以下(お米の外側を30%以上削った白米)を使って造られた日本酒で以下の特徴があります。

日本酒の種類 精米歩合 特徴
本醸造酒 70%以下 米の旨味がありながらもスッキリとした飲み口

醸造アルコールが控えめに使われるため、純米酒に近い香りや風味を持ちながらより軽やかでスッキリとした味わいの日本酒になります。

スッキリとした辛口の味わいが持ち味で、吟醸酒と比べると香りが控えめなことから幅広い料理と相性が良いです。

あっさりとした軽めの料理である冷ややっこやカルパッチョや、濃厚でこってりとした料理である豚の角煮や天ぷらなど、どんな料理でも楽しめます!

普通酒

普通酒とは、特定名称酒と呼ばれるための製造上の基準を満たしていないお酒のことです。

特定名称酒には、純米酒や吟醸酒などが含まれ、精米歩合や原材料に関する厳格な基準が設けられていますが、普通酒にはこうした規定がありません。

そのため、米や水以外の材料が使われることもあり、独自の味わいや風味を持つ日本酒が楽しめます。

日本酒の種類 精米歩合 特徴
普通酒 制限なし ・コストを抑えたお酒
・幅広い味わい

普通酒は日本酒本来の香りや旨味をしっかりと感じられるように造られており、酒造ごとに異なる個性を持っています。

アルコール度数については、日本の法律により22度未満と定められていますが、一般的な普通酒は15〜16度程度に調整されていることが多いです。

また、普通酒は価格がリーズナブルで、手軽に購入しやすい点も魅力のひとつ。スーパーやコンビニなどで販売しているワンカップ酒やパック酒のほとんどは普通酒です。

初めて日本酒を飲んでみる方でも試しやすいだけでなく、自宅での晩酌などでも長年人気のお酒です。

醸造アルコールが入った鳥メロの日本酒メニュー

鳥メロでは、醸造アルコールが入った日本酒をご用意しています!

【鳥メロで提供している醸造アルコール添加の日本酒】
・夢(本醸造生貯蔵酒)300ml:528円

吟醸酒「夢」は、吟醸酒ならではの華やかでフルーティーな香りが広がり、口に含むとスッキリとした爽やかな味わいが楽しめる生貯蔵酒です。

通常、品質を長く維持するために2回行う火入れを1回に抑えることで、口当たりは軽やかでスッキリとした風味に仕上がっています!

焼き鳥との相性も抜群で、香ばしくジューシーな鶏肉の旨みとともに、日本酒「夢」の魅力を感じてみてくださいね!

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醸造アルコールならではの美味しさを楽しむなら鳥メロがおすすめ

日本酒にはさまざまな種類がありますが、醸造アルコールが添加されたお酒は、香りが引き立ち、スッキリとした味わいが特徴です。

醸造アルコールが入っていない純米酒とはまた違った魅力があり、軽やかで飲みやすい仕上がりになります。

鳥メロでは、醸造アルコールが入った日本酒から、純米酒まで幅広い種類のお酒をご提供中です!

銘柄 種類 特徴
八海山 純米吟醸55 純米吟醸 米本来の旨みを存分に楽しめる、バランスの取れた味わい。
作 純米大吟醸 朝日 純米大吟醸 米の旨みが際立つ、華やかで繊細な風味が特徴。
吟醸酒 醸造アルコールを加えることで、キレのある飲み口と爽やかな香りが楽しめる。
発泡性日本酒 フルーティーな甘みと微発泡の爽快感が特徴。

純米酒と醸造アルコール入りの日本酒を飲み比べることで、それぞれの魅力の違いを感じられます。

ぜひ、鳥メロの日本酒で醸造アルコールならではの美味しさを体験してみてください!

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