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コラム

2020.01.06

【意外と知らない】手締めについて正しく解説します。

飲み会の締めの挨拶として行われる「手締め」。日本の文化という感じがして、皆で心を合わせてパンッと手を叩くと一体感が生まれますよね。「手締め」も、最もポピュラーな「一本締め」、フォーマルな「三本締め」、関東で一般的な「一丁締め」が代表的な3種類です。

今回はその手締めについてご説明していきたいと思います。

 

音頭をとる人は?

乾杯の音頭は基本的に3番目に役職が高い人へお願いするのが一般的なようですが、締めの挨拶はどなたに依頼するべきでしょうか。それは、「役職の2番目に高い人」のようです。手締めをする場合は合わせてお任せしましょう。

 

1本締め

一本締めは「ヨーオッ」という発声に合わせて10回手拍子をします。会社の飲み会でいちばんポピュラーなやり方です。

「それでは皆さま、お手を拝借。ィヨーオッ」
「パパパン パパパン パパパンパン」

 

3本締め

3本締めは「ヨーオッ」という発声に合わせて「パパパン パパパン パパパンパン」を合計3回行います。フォーマルな飲み会でよく行われます。発声者は次のように、あいだに「イヨッ」「もう一丁」と声をはさみます。

「それでは皆さま、お手を拝借。ィヨーオッ」
「パパパン パパパン パパパンパン」
「イヨッ」
「パパパン パパパン パパパンパン」
「もう一丁」
「パパパン パパパン パパパンパン」

 

1丁締め(関東一本絞め)

1丁締めは略式のやり方です、発声とともに1回だけ「パン」と手を打ちます。居酒屋でまわりに他のお客さんがいて、あまり大きな音をたてられないようなときに便利なスタイルです。関東の飲み会ではよく行われており、「関東一本絞め」とも呼ばれています。

「それでは皆さま、お手を拝借。ヨーオッ」
「パンッ」

 

いかがでしたか。今回は締めの挨拶で行われる「手締め」をご紹介しました。
こうしてみると案外知っているようでなんとなく混同する気もしますね。皆様もしっかり区別してもらい、バシッと決めたいところですね。

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