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コラム
全店共通
2019.11.11
忘年会で失敗しないために!飲み会で守るべきマナー
今年もいよいよ、社会人として避けられない忘年会の季節がやってきます。
近年では「飲み会は面倒」「付き合いで参加するのは時間の無駄」といった考えを持つ人も増えています。
しかし、飲み会をうまく利用できれば人間関係が広がったり、今まで苦手意識を持っていた人と仲良くなったりポジティブなこともあります。
どうせ参加するのなら、前向きにとらえて楽しんでみましょう。
しかし、飲み会でのマナーを守らず、上司にお叱りを受けてしまうのは嫌ですよね。
そこで今回は、飲み会で印象が悪くならずに済むために、忘年会で押さえておきたいマナーをご紹介します。
会場への遅刻厳禁
飲み会場所への遅刻は厳禁です。遅刻を防ぐためにも、事前に場所と開始時間をチェックしておきましょう。当日の業務終了後にみんなで移動する場合や、現地集合など様々なパターンがあるので、事前に確認しておくのがベター。事前にお店をネットで調べておき、地図や電話番号をメモしておけば安心です。
上座に座らないようにする
飲み会に慣れていない新入社員などがおかしてしまうミスに多いのが、「上座に座ってしまう」ことです。とりあえず空いている席に座ったら、そこが上座だったというケースもあります。
上座は会場または席の奥の方で、下座は入り口近くのことを指します。
下座は店員に注文したりお皿を下げたりする位置の席なので、地位の低い者が座る場所です。
飲み会場所に着いたら、幹事が先に来ていることがほとんどかと思います。まずは、漢字にどこに座ればいいか聞いてみましょう。もし幹事がまだ到着していない場合や、どこでもいいと言われた場合は、できるだけ入り口近くの下座に座っておくとよいでしょう。
乾杯ドリンクは「ビール」や「ウーロン茶」にするのが親切
忘年会で参加者が揃うと、幹事が「ビールの方?」など、挙手方式で乾杯ドリンクを聞いてくることがほとんどです。
一杯目から好きなものを飲みたいところですが、幹事が「~の人?」という選択肢から選ぶ方がいいでしょう。参加人数が多い飲み会では、乾杯までいかにスムーズに進められるかが重要です。みんながバラバラの飲み物を注文すると、その分手元に行き渡るまで時間がかかってしまいます。忙しい幹事や、早く乾杯をして仕事の疲れを癒したい参加者への気遣いを心がけましょう。
不自然にならない程度に料理を取り分けてあげる
飲み会では大皿に料理が盛りつけられていて、それぞれ取り分けて食べることがほとんどです。目の前に料理が運ばれてきたら、自分の周りの人の分まで取り分けてあげると親切です。
しかし、自分の席から遠くに料理が運ばれているにも関わらず、無理やり取り分けてあげるのはナンセンスです。苦手な食べ物がある人もいますし、不自然なまでに取り分けをすると逆に不快感を持たれてしまう可能性があります。
料理の取り分けは義務ではなく気遣いなので、周りの雰囲気を見つつあくまで自然に行いましょう。
お世話になっている人にお酌をしてみる
お酌とは相手のグラスにお酒を注ぐことで、お世話になっている気持ちや敬意を表すものです。「今年もお世話になりました」など、一言感謝の言葉を添えてお酌するだけでも、もらった側は嬉しいものです。
周囲の人のグラスの残量を見ておく
周りの人と会話や食事を楽しみながら、グラスの残量を気にしてみましょう。
残量が3分の1以下程度になっているグラスがあれば、「お注ぎしましょうか?」と声をかけてお酌しましょう。この時、サワーやカクテルなどお酌できない物を飲んでいる人であれば、「次は何を飲まれますか?」と声をかけましょう。
この時、お酒をあまり飲まない人や酔っている人には、「お水を頼みましょうか?」など体を気遣うのがベストです。
同じ人へのお酌は2回程度にとどめておく
お酌はむやみに何回もすればいいというものではありません。自分のペースでゆっくり飲みたいという方も多いですし、逆に気を遣わせてしまう可能性もあります。
同じ人に何度もお酌をするのではなく、一通りの人にお酌に回ったらゆっくり飲み会を楽しみましょう。
お酒を持って歩き回らない
飲み会では、ビンを1本持ち歩いてお酌して回る人がよくいますが、実はマナー違反です。
挨拶に行った先のテーブルにある飲み物をお酌しましょう。この時テーブルのお酒が切れていたら、さりげなく追加の注文をしてあげると親切ですね。
ラベルが上になるようにして注ぐ
瓶ビールや日本酒、ワインにはラベルが貼ってありますが、お酌をするときはこのラベルが上を向くようにして注ぐのがマナーです。
近年ではお酌の強要がパワハラに当たるという意見や、逆に気を遣うし自分のペースで飲みたいので必要ないという意見も増えています。
参加者が満足のいく時間を過ごすためにも、忘年会では一年の感謝を伝えるための手段としてお酌を活用しましょう。
忘年会はマナーを守って楽しもう
飲み会のマナーは一見難しく感じますが、守りさえすればあとは自由に楽しんでOKです。
日頃の感謝を伝えながら、人間関係を良好にできるよう忘年会を楽しんでくださいね。
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