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コラム
全店共通
2019.06.14
1人飲みの魅力とは?どんなお店でできる?
1人飲みはハードルが高い?
日常的にお酒を楽しむけれど、外で1人飲みをすることに、抵抗を感じる人も多いのではないでしょうか。
1人ではお店に入りにくい、お店の選び方が分からない、話し相手がいないと寂しい等の理由で、ハードルが高いと思われがちな1人飲み。ですが近年、老若男女問わずさまざまな年代層で1人飲みに対する注目度が高まっています。以前よりずっと身近なものになっているともいえるでしょう。
1人飲みの魅力とは?
どんな時にどんな人が1人飲みをしているのか、気になるところです。ここからは1人飲みのメリットや醍醐味を紹介していきます。
誰かと予定を合わせずに行ける
1人飲みのメリットといえば、まずは何といっても、自分が行きたいと思った時に飲みに行ける点です。
複数人での飲み会で大変なのは、スケジュールの調整ではないでしょうか。参加人数が多いと、全員の希望を通すことは非常に困難です。少人数の場合でも、前の予定が押して、予約をキャンセルせざるを得ないという事態も、起こりがちです。
1人飲みのスケジュールは、自分が行きたいと思った時に実行でき、他者と調整する必要がありません。1人であれば、予約をしなくても席が空いていることも多いでしょう。
お店を自分の好みで選べる
飲み会ではお店選びも苦労します。参加者の好みや予算等、考慮すべき点が盛り沢山です。
対して、1人飲みではジャンルも予算もすべて思うままに設定できる魅力があります。和食、イタリアン、バー、立ち飲み屋等、その日の気分と懐事情で自由に決められます。
自宅近くのお店を選べる点も1人飲みならでは、です。
滞在時間を自分で決められる
日程もお店選びも思うがまま、滞在時間も自分次第で決められます。
サッと一杯飲んで帰るもよし、じっくりチビチビ味わうもよし、周りのペースに合わせることなく、自分の飲み方を気兼ねなく楽しむことができます。
コース料理の出るタイミングや、時間制限を気にする必要もありません。
好きな時間の過ごし方ができる
飲み会でワイワイ会話を楽しむのいいけれど、1人でどっぷりと自分の世界に浸るのも、またいいものです。
カウンターでグラスを片手に読書、という楽しみ方をする人も増えているようです。
グラスを傾けながら、じっくりと1日を振り返る、そんな時間もまた有意義です。
お酒はコミュニケーションを円滑にするだけではありません。濃密な1人の時間も与えてくれます。
お酒やお店について新しい発見をできる
お店を自分で選ぶことができるので、気になったお店を次々に開拓していくことができます。
カクテル、クラフトビール、地酒等、気になったお酒も気兼ねなく試せます。さまざまなお酒を飲むことで、自分の好みに新たな発見があるかもしれません。変わったジャンルにも挑戦しやすいので、好みの幅も広がっていくことでしょう。
1人飲みの経験を積むことで、新規開拓への嗅覚も鋭くなっていきます。研ぎ澄まされた勘は、1人飲みの時だけでなく、飲み会のお店選びにも大いに役立ちます。
店員さんや他のお客さんと話せる
お店での会話は、1人飲みの醍醐味の一つです。
カウンターにて1人で飲んでいると、マスターがさり気なく話しかけてくる……。ドラマのような光景ですが、決して珍しいものではありません。
いいお店ほど、新規客への気配り、1人にしてほしいのか、話しかけてほしいのかの見極め等が上手く、煩わしさも、寂しさも感じさせません。
そうしたお店であれば、客同士も打ち解けやすく、常連になればなるほど、心からくつろげる空間になるでしょう。1人飲み好きの中には、第2のホームを持っている人も大勢います。
1人飲みはどんなお店でできる?
1人飲みと聞いて、最初にバーをイメージする人は多いのではないでしょうか。
おしゃれなお店で、こだわりのお酒を楽しむ上質な時間は大人の特権です。雰囲気や、おすすめのお酒等、お店ごとの違いを楽しむバー巡りも粋ですね。
しかし、予算や入りやすさの関係で、ハードルが高いと感じてしまう人も多くいると思います。
でも、ご安心ください。完全に市民権を得た1人飲みはさまざまなタイプのお店で楽しむことができるようになりました。
カウンターのある居酒屋を1人飲みで利用する人は多く、パブやバル等、海外の雰囲気を取り入れたカジュアルな雰囲気のお店も人気です。
店名はバーでも、庶民的な雰囲気のお店もあり、選択肢は年々広がっています。
安く済ませたいのであれば、立ち飲み屋もおすすめです。
昔ながらの雰囲気を楽しめる、酒屋の角打ちも貴重な経験となるでしょう。
1人飲みする居酒屋の選び方
これから1人飲みデビューをしようという人であれば、まずお店への入りやすさを一番に考えるといいでしょう。
外から店内の様子が見える、看板にメニューが記載されている等、入店前にお店の情報を知ることができると安心ですね。おしゃれで敷居が高いと感じるお店でも、ノーチャージと明記されていると、入りやすさは格段に上がります。
カウンターがあるかどうかも重要です。テーブル席では、店員の目が行き届きにくく、会話を楽しむことも難しいでしょう。1人飲み客が多い店のカウンターであれば、慣れていなくても店員が気遣ってくれるので、1人飲みデビューに最適です。
お店の情報収集にはインターネットも最大限に活用してみましょう。口コミはもちろん、お店のブログやSNSがあれば、事前に自分に合ったお店かどうかの判断材料にもなりますし、店員との会話の糸口にもなります。
1人飲みは、自分とお店との相性もかなり重要です。この記事が失敗しないお店選びの手助けとなれば幸いです。