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コラム
全店共通
2019.06.24
カウンターやテーブルなど居酒屋の座席タイプや用途について
居酒屋の座席タイプはお店によって異なる
居酒屋の座席にはさまざまなタイプがありますが、用意されている座席のタイプは、お店によって異なります。カウンター席だけ、立ち飲み席だけといったタイプのお店もあれば、テーブル席や掘りごたつなど複数の座席タイプを組み合わせたお店もあります。「お目当ての座席タイプが入ったお店にはない、または席数が少なくて空席がない」という可能性もあります。そのため、デートや飲み会などのお店を選ぶ際は、用途に適したタイプの席があるかどうかを事前に調べておく必要があります。
居酒屋の座席タイプと適した用途
座席タイプによって向いている用途は異なってきます。各座席のタイプや特徴、メリットを知り、どのようなイベントや飲み会に向いているのかを確認していきましょう。
カウンター
カウンターは横長のテーブルに、1人用の席が並んでいる形式の座席で、バーでよく見かけるはずです。カウンター席は、お店のスタッフに注文や質問がしやすいので、1人で飲む時はもちろん、3人以下の友人とサクッと飲みたい時にも便利です。「翌日は仕事があるけど、少し飲んで帰りたい」という時は、カウンター席の利用がおすすめです。
また、お店によりますが、目の前で串焼きやピザなどの調理を見ることができるのも、カウンター席の魅力です。調理人が料理を完成させていく様子を見られるのは臨場感がありますし、距離を詰めたい相手とのデートでも会話が弾むでしょう。
テーブル
テーブル席は足への負担が少なく、席に座っている時間が長い飲み会やイベントに向いています。会社の同僚や友人との飲み会で利用しやすい座席タイプです。テーブル席では靴を脱ぐ必要がないため、サンダルやブーツを履いている女性も気兼ねなく利用できるので、女性が多い食事や飲み会にはテーブル席がおすすめです。デートの場合は、隣のテーブル席と仕切りがある席を選びましょう。また、テーブルの数で人数を調整できるので、急な人数の変更があっても対応しやすいという特徴もあります。
ソファー
ソファーに座って、ゆったりとくつろげる座席です。料理を囲んでソファーでゆっくりおしゃべりしていても楽な姿勢でいられます。ソファー席は女子会での使用がおすすめでしょう。さらに仕切りのある席や個室の席を選べば、気兼ねなく親しい友人との会話を楽しめます。
ゆっくりくつろげるという点では夫婦やカップルの利用にも向いています。テーブル席だと少し硬い雰囲気で向かい合う形になりますが、ソファー席だと日常の延長のようにリラックスした状態で食事ができます。
座敷(掘りごたつ)
畳などに直接腰を下ろしながらも、椅子に座った状態で食事ができる座席です。テーブル席と座敷、両方のメリットを取り入れた掘りごたつは、一定の時間座り続けられるうえに、移動もしやすいタイプの座席です。
広い空間を利用して大人数が座れるようになっているため、会社の大きな飲み会を中心に、広い用途に対応しています。飲み会やイベント、デートのお店を探す時は、掘りごたつのあるお店を候補に入れておくとよいでしょう。
座敷(掘りごたつ以外)
掘りごたつ以外の座敷とは、畳などに直接座るフラットタイプの座席のことです。移動や席の交換がしやすく、新年会や忘年会、歓送迎会など、挨拶するための移動が多い飲み会に向いています。飲み会でたくさんの人と話す時間を設けたい時は、座敷の席があるお店で開催することを考えておきましょう。また、座敷のメリットは足を伸ばして楽な体勢になれること、飲みすぎた人がいても寝かせておけるところです。長時間の飲み会やイベントを開く際にもおすすめです。
予約と下見は幹事として失敗しないためのポイント
飲み会の開催が決まって幹事を任されたら、まずは参加人数に対応でき、ロケーションが目的と合っているお店を複数ピックアップして席の下見をしましょう。飲み会の参加者に楽しんでもらうためにも、特に居酒屋の座席の座り心地は重視したい要素ですが、ホームページの写真を見ただけだと椅子の素材や座り心地を判断するのが難しいと言えます。また、下見をしておかないと想像していた雰囲気と違って盛り上がりに欠けてしまう可能性もあります。せめて、テーブル席は椅子の素材や座った感覚を、座敷は板張りか畳かを確認し、腰への負担を事前に確認しておきましょう。候補のお店を利用して事前に情報を得ておくと、当日も安心です。
これらの情報を踏まえて、席を予約します。人数にもよりますが、人数が増えれば増えるほど希望の席が空いていない可能性が高くなりますし、デートで利用する場合もロケーションのよい席を予約しておきたいところです。飲み会の趣旨や参加人数、男女比などを考えて、用途に合ったタイプの席を予約しておくことができれば完璧でしょう。
居酒屋の座席にはカウンター、テーブル、座敷などがあり、目的に応じて使い分けることが大切です。特に幹事は飲み会やイベントの内容、参加人数、男女の比率を考慮したうえで、座席を選ぶようにしてください。用途に合ったお店を探し出し、飲み会を楽しみましょう。